世界の水事情

8月 16th, 2012
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世界各地を回った経験から世界の水事情の一端を述べると、
サウジアラビア、リビア、アラブ主張国連邦、
クエート等の中近東では、生活用水の殆どが天然の淡水は入手できず、
海水やかん水(ブラキッシュウオーター)を
蒸発装置や逆浸透膜装置により蒸留水や真水を得て、
そのままでは水の溶解力が強く身体に良くないのでろ過した海水を蒸留水にブレンド、
真水には貝殻やバクハン石などを溶解させてミネラル成分を補い
飲料水等の生活用水に供している。
南米ブラジルやベネズエラの河川を流れる水は、
奥深いジャングルや森林から滲み出てくるフミン酸などが溶解しているので、
河川水の概観は黒っぽい色をしているが手に救ってみると
非常にきれいな透明感のある水であり、これらを処理するには、
粘土質で汚れた水処理とは少し異なった方法で凝集ろ過する必要がある。
マレーシア、インドネシア、タイランドなどの東南アジア諸国の
河川に流れる水は粘土質成分を多く含んでいるのでどろどろした非常に汚い感じがするが、
比較的凝集しやすくろ過処理も容易に行える。地中海中にあるマルタ島は
周囲を海に囲まれた小さな島国であるが、井戸水からは真水が得られる、
これは隣国シシリーの山系の水が地下水となって流れ込んでいるといわれている。
しかし最近は周囲の塩分濃度が42,000ppm程度ある
海水を逆浸透膜装置により生活用水を得ているとの事である。
日本は何処にいても真水が得られる自然の恵みに感謝したい。